情熱大陸「市川亀治郎」を観る。彼は暁星の後輩で面識はないけれど、とにかく暁星で一緒に何年かおんなじ空間で過ごしたわけだ。ちょっと観ただけだが、大胆かつクリエイティブな感じだ。僕の母校には特別な校風というか空気があって、自分でモノを企画してつくりあげたりするのが当たり前の空間になっていて、そんなところに偶然紛れ込んだ僕は幸福だったんだと今は確信を持って言える。彼のおかげで歌舞伎を観るようになって、この年になってようやく日本の伝統芸能の凄みとかがわかり始めてきた。顔の表情とか手足の動きだけでいろんなものを表現しているという事が身体感覚でわかるようになったということは、僕のこれまでの人生経験もある意味豊かだったんだと言うことの証左にもなろう。
母校関係で、ひょんなことで昔仲良かった悪友が某一流企業をやめ格闘技系の会社を興し活躍中と知る。彼の本質が(たぶん)まったく変わってなくて本当に懐かしかった。自分の好きなものに情熱を燃やして生きる、なんて理想的なうらやましい人生だ。起業といえば、去年お世話になった同級生はサッカー選手のマネージメントをやっている。日本におけるスポーツマネージメントの先駆けだ。暁星には起業するなんてことが当たり前みたいな空気があって、同級生たちもみんなそれぞれそんな起業家精神を受け継いでいるんだろう。両君のますますの活躍を祈る。
そういえば、エンちゃんこと京大教授の遠藤秀紀さんは暁星の先輩でこんなすげぇえ人を受け入れるくらいの器の大きさみたいなものを暁星は持っているわけで、もちろん進学校じゃあないから勉強なんかはあんまりできねぇんだけど、それだけが人生じゃあねえし。。。とにかく歴史が築きあげたものというのが確実にそこにはあるわけだ。
浜勝でとんかつを食べてたら、昔高校の頃通ってた飯田橋のとんかつ村を思い出し、「ああ、あのころもこうやってゴマすってたなあ」なんて感慨にふける。それにしてもここのとんかつはうまかったなあ。
新宿伊勢丹で(ガンコ)職人ブランドの財布を購入。TUMIとかバーバリーとかそんな新旧さまざまなブランドもかすむくらいの素晴らしいもの。大切に使い込む所存。
新宿御苑に赴き英気を養う。東京の懐の深さ。今度は小石川後楽園にでも行こうかと考える。
コクテール堂でケーキなんぞを喰らい、ついでに豆も購入。ここでも英気を養う。
最近読んだ本:
坂東眞理子著『女性の品格』(PHP新書)
関岡英之著『奪われる日本』(講談社現代新書)
玄侑宗久著『お坊さんだって悩んでる』(文春新書)
西谷昇二著『壁を越える技術』(サンマーク出版)
稲盛和夫著『生き方』(サンマーク出版)
蓮見重彦・山内昌之著『われわれはどんな時代を生きているか』(講談社現代新書)
ソーロー著・神吉三郎訳『森の生活』(岩波文庫)
北野宏明・竹内薫著『したたかな生命』(ダイヤモンド社)
内田光子のハンマークラヴィーアの静かな衝撃。
塩を摂り過ぎると体に毒という知恵。アメリカなんかでは良質の天然塩が安く手に入るから、そして元来濃い味が好きだから、調子に乗って塩をガンガン摂っていたら、塩はそのままでは排泄されにくいので体内に残ってそれで体重も増えて、なんてことが起こっていたらしい。七味唐辛子で「中和」してやって塩を体外に出し始めたら体がどんどんスリムになる。そんな東洋医学の知恵。
八宝菜を料理のレパートリーに加える。豚肉っておいしいんだね。
PBSの
The Race for Absolute Zeroを観てたら、旧知のMITのDan Kleppner教授が登場。昔から大物物理学者だということは聞いていたが、Bose-Einstein Condensation関連でこんな大きな業績を残していたのか。。。
昔日本史を習った新谷先生は民俗学で大活躍のご様子で、それはもう元生徒としても研究者としてもすごくうれしくて。。。
そんなこんなで今夜は大学のクラスの久しぶりの同窓会で、みんなそれぞれ活躍中で懐かしくてうれしい限りで。。。。
と、こんな夢を見た。