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南部旅行雑感 ニューオリンズ

ニューオリンズに行って来た。約4年ぶりの訪問。その間に
カトリーナがきた。空港についてから車で中心地である
French Quarterに向かう。交通量は以前に比べ格段に
少ない。French Quarterに入ると大音響の音楽と
かなりの数の観光客があった。地元の人によると台風の
被害後はじめてニューオリンズが活気を取り戻したという。
以前より数は少ないが、春休みを利用した観光客が
以前と同じように楽しそうに通りを歩いている。それまでは
ゴーストタウンのようだったFrench Quarterはようやく
息を吹き返したようだ。

台風の前はアメリカの観光地の中でもとてもユニークな
街として大量の観光客を集めていたニューオリンズ。
ジャズの発送地であり、Mardi Grasのときには思いっきり
羽目をはずす人々であふれかえった街。クレオール料理という
フランス・アフリカ・スペインの要素が融合した文化を持つ街では、
どこのレストランに入っても味は格別だった。これだけオリジナルな
文化を持つ街は珍しい。それだけに、災害の後にようやく
復興の兆しを見せたこの街をこの時期に訪れる機会を持ったことを
ありがたく思った。

いまだに、街の中心地以外は廃墟のようになっているし、
政治の問題その他で完全な復興までの道のりは長そうだ。
しかし、現地の人々は強い気持ちを持って粘り強く生きている。
私の愛する街ニューオリンズの復活を心から祈った。

by sauce-teru | 2007-03-27 12:53 | 日々雑感

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