南部旅行雑感 Southern Hospitality
南部の人々は本当に親切だ。もちろん、日々接するひとびとは
おおむね親切でいい人が多いのだが、南部の人の親切さは
質が違う。本当に相手の人のことを考えてくれて、決して相手に
プレッシャーをかけることがない。都会の人は確かに親切なのだが、
用が済めばそれで終わりというようなクールな関係になりがちである。
自分自身東京で生まれ育ったせいで、そういういわゆる都会的な
慣習に慣れていて、割り切った人間関係のほうを好む傾向があるのだけれど、
今回南部の人たちと触れ合って、健全な人間関係というものは
もしかしたらこういうものなのかもしれない、と思った。
もちろん、南部の奥まで入れば人の動きが少ないから、日本人が
来たというだけで物珍しく、そのため客人として大切にされるという面もあるだろう。
しかし、今回感じたのは、そういう瑣末な要素以外に本質的に
人間のもつよい資質とでもいうべきものが南部には残されているのではないのか、
ということである。市場主義などに代表される競争的な規範には
もちろんいい面もあるが、もしかしたら、こういう人間のもつよい資質とでも
いうべきものが、それにより失われてしまっているのではないかと思う。
ある夕べに招かれたお宅の庭は素晴らしかった。女性は美しく着飾り、
男性もおしゃれである。人生を楽しむ方法はたくさんある。
南部に、大都市的なモデルとは違う豊かな暮らしの例を見た気がした。
おおむね親切でいい人が多いのだが、南部の人の親切さは
質が違う。本当に相手の人のことを考えてくれて、決して相手に
プレッシャーをかけることがない。都会の人は確かに親切なのだが、
用が済めばそれで終わりというようなクールな関係になりがちである。
自分自身東京で生まれ育ったせいで、そういういわゆる都会的な
慣習に慣れていて、割り切った人間関係のほうを好む傾向があるのだけれど、
今回南部の人たちと触れ合って、健全な人間関係というものは
もしかしたらこういうものなのかもしれない、と思った。
もちろん、南部の奥まで入れば人の動きが少ないから、日本人が
来たというだけで物珍しく、そのため客人として大切にされるという面もあるだろう。
しかし、今回感じたのは、そういう瑣末な要素以外に本質的に
人間のもつよい資質とでもいうべきものが南部には残されているのではないのか、
ということである。市場主義などに代表される競争的な規範には
もちろんいい面もあるが、もしかしたら、こういう人間のもつよい資質とでも
いうべきものが、それにより失われてしまっているのではないかと思う。
ある夕べに招かれたお宅の庭は素晴らしかった。女性は美しく着飾り、
男性もおしゃれである。人生を楽しむ方法はたくさんある。
南部に、大都市的なモデルとは違う豊かな暮らしの例を見た気がした。
by sauce-teru | 2007-03-31 08:06 | 日々雑感